堀川建築設計室

CHIEKO HORIKAWA

観光交流センター

2009.02.11耐震診断(大工さんと)
春のようなうららかな日、今日は柱梁の劣化を確認するために、大工さんの手をお借りしました。2階床をはがしながら、確認してゆきます。雨漏りがしている部分や床が沈んでいる部分を確認。梁の一部が折れていることがわかりました。そこは、井戸がある部分のすぐ横にある部分で、床下の束石が沈んでいることがわかりました。井戸の近くにあるために、地盤が沈んでいるのだろうと予測。過去にも修繕した跡が確認されました。でも、それでは解決できていないようで、やはり軸組みが傾いているようです。いろいろ問題が多いことがわかります・・・。右写真:2階広間床をはがしたときに1階天井材を止めている竹イナゴが確認できました。昔ながらの方法なのだそうです。
2009.02.06耐震診断調査
耐震診断の調査を行うことになり、以前より詳しい調査を行っています。東の外部に面する部分の柱や月の間の柱に腐りが来ていることがわかりました。通し柱になっていると思っていた部分が、途中で継いでいるいることがわかったり、耐震補強設計にひと工夫が必要になりそうです。一部使えない部材がありますが、おおむねの材料は健康な状況だということがわかってきました。構造的な調査は構造設計さん中心に行ってもらっているので、私のほうは展開等仕上げの調査をより詳しく行います。
2009.02.06敷地境界線

建物東にある農道水路との境界線が建物庇にかかっており、境界を移動させる立会をしました。現在公図のデジタル化に伴う地籍調査により敷地境界線のポイントが元の測量図と変わっており、その部分も変更が生じていることがわかりました。新しい測量図ができたら、それに計画を合わせる必要があります。また、ひと手間増えそう・・・いろんなことが重なるプロジェクトです・・・。

2009.02.05耐震診断調査
今日は春を思わせる陽気、天候も晴れ。構造設計さんは小屋裏の写真を撮影しています。私は床下にもぐって調査。600程のふところがあるとはいえ、梁状の丸太がある部分は450程度しかくぐれる隙間が無く、しかも配管が横切ったり、廃棄処分の小便器が転がっていたり・・・かがんだままの状態で前進することもままならず、寒さで固まった腰とひざにこたえます。

 

2009.0203耐震診断調査
耐震診断用精密診断の初日。構造設計者さんと調査内容を確認して、調査は始りました。木造精密診断ということで、まずは目視により傷んだ骨組個所を確認します。傷んでいる場所は叩いて音を確認し、必要であればドライバーで貫入試験という内容です。天井をはがさなければ骨組が見られないところもあるので、大がかりな箇所は後日大工さんに来てもらうことになります。今日は主に小屋組みの調査です。

小屋裏は私の運動神経では無理なので、構造設計さんにお願いします。
天候は雨、立春時期とはいえ寒い一日ですた。調査には何度もきていましたが、雨の日は初めてです。そして、雨のおかげで、雨漏りしている箇所が明らかになりました。屋根瓦の外れている箇所はもちろんですが、屋根の谷部分はほとんど漏水しています
。調査日にしっかりと雨が降ってくれたことが幸いでした。

2009.01.29はじまり

昭和初期に建てられた料亭旅館
木造2階建て
2007年12月国の有形登録文化財に登録
南・東からの外観や中庭を囲む廊下等、
既存を生かしながらの耐震改修及び
観光交流センターとしての設備外構整備

地域交流の場として愛される施設づくりに努めたいと思います

2008年7月より、観光交流センターの設計業務を続けています。現地実測調査-改修案-新築案-役所折衝(建築指導課・文化庁)・契約期間の延長等々いろいろありましたが、まずは耐震診断を始めるところまでたどり着きました。やっと始められる・・・山あり谷ありの末にやっと富士山のふもとにたどり着いた感じでしょうか。まだ、ふもとの状態で何が起こるかわかりませんが、何とか頂上目指して行きたいと思います。

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