堀川建築設計室

CHIEKO HORIKAWA

能登・ランプの宿
2007年05月26日

能登半島をドライブして、
能登半島の先端の珠洲町にあるランプの宿に泊まりました


日本海
波が幾重にも寄せています
車で砂浜をドライブできるコースです
能登をドライブしていて気づくのは、
屋根が黒いことです
そこで思い出したのは、
島根の赤い石州瓦の集落です
石州瓦には赤と黒があり、
島根県には赤い屋根の集落が広がっていて、
その風景は、
いつもグレーの三州瓦を見慣れている身としては、
とても新鮮に映りました

そして、その石州瓦は
北前船の航路沿いに分布していると聞いていましたので、
それが、この能登に通じていて、
能登では石州瓦の黒が繋がっていることがわかり、
かなりの感動を覚えました

切り妻のすっきりした屋根形状と
石州瓦の黒い集落は
とても印象的で、
能登の風景として目に焼きつきました

ランプの宿
上部から

ランプの宿
海側


宿泊した部屋からの風景
波が打ち寄せてきています



ほんとうに、
浪打際に建つ宿です
切り妻の屋根が幾重にも並んだ
石州瓦の風貌は、
能登の集落のイメージです

波際に建つ姿は、りりしくも感じます

一番印象深いのは、
どこにいても、
波の音がずっとしていること
そして、それがとても心地よいのです

宿に着くと
いつもはしない昼寝をしてしまいました
並みの音が眠りを誘ったようです





露天風呂付の客室もあるそうですが、
今回は、この部屋しか空いていませんでした
6ヶ月くらい前に予約しました

食事もすばらしく、
海草や岩のり等、地元の海産が中心でしたが、
出汁がいいのでしょうか
やさしい味付けで、
おいしくいただきました
品数は多かったのですが全て平らげました

天ぷらは無くて、
ヘルシーな感じだったからでしょうか

期待していったのですが、
それを裏切らない、
いい宿でした

また行ってみたい・・・



部屋は10帖一間に
トイレ付の部屋でした


ランプ風の照明
昔は本物のランプだったそうです
消防法の関係で、電球になったそうです
電力は、自家風力発電だそうです


女性用露天風呂
もちろん眼前は海
朝日が昇っています

貸切風呂も快適でした

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