堀川建築設計室

CHIEKO HORIKAWA

金沢
2007年05月25日

金沢に行ってきました
緑が豊かでしっとりした雰囲気
京都と東京をいい具合に取り入れた街です
今回出会った人たちの人柄は、
豊かな文化に基づいたものなのでしょうか


兼六園の緑
木の根元は全て苔

 


かきつばたのシーズンでした

 


徽軫灯籠

金沢駅からバスで兼六園下で下車し、
歩き出しましたが、
迷ってしまいました
カーブしながら坂になっている道が
交差しているので、
地図とのギャップがあり、
また、勘でで歩いても、思う方向には行けそうにないようです

日ごろ平坦な高松の街を見慣れているので、
金沢城周辺の起伏を利用した街は
新鮮に映ります
複雑に感じる道のつくりや緑の深さに、
歴史を感じます

道に迷ってしまった挙句、上坂口より
雨の兼六園を散策しました

緑、緑、しっとりしています
香川県では見かけない樹木を
多く見かけたように思います
兼六園に限らず、
植栽の根元は苔がびっしり生えています
灯篭の形状も傘が大きいものが多く、
独特です

山の起伏を利用した緑と水の演出は
散策を楽しませてくれます
映写スポットが多いのは、
隅々まで行き届いたデザインと、
手入れの賜物なのでしょう




尾山神社
前田利家を祀る
擬洋風
ビードロが美しい


東茶屋町
ロケにもよく利用されるそうです




志摩
お茶屋建築
お座敷は2階にあり、
押入れ等収納が無いのが特徴

タクシーの運転手さんの話では
(この運転手さんもとても雄弁に金沢の見所を話してくれます)
石川県の人口は100万人、
金沢は40万人いるとのこと


香川県 の構成と同じです
が、県庁所在地の文化の違いを感じます

知り合いに
東茶屋町のお店に連れて行ってもらいました
方言もとても感じ良く、
お稽古事をしっかりされている
きりりとした品のある方々です

伝統を守るというだけでなく
旨く生活しているという感じを受けました
料理もおいしいし、
人柄も良いし
住んでみたくなる街、でした


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